現在では業者によって様々なシステムが構築されているためにキャッシングとカードローンの線引がなくなりつつあると言っても過言ではありませんが、もともとの仕組みは違うものでした。この2つの違いをしっておかなければ金利などの部分で損をする可能性がありますので注意です。
そもそもキャッシングとカードローンの違いは短期か長期かどうか。
そもそもキャッシングとカードローンの違いは借入と返済の期間の長さが違います。キャッシングというのはいわゆる短期融資と呼ばれるもので、基本的にはカードローンに比べて少ない金額を借り入れ翌月に一括返済することをキャッシングと呼びます。カードローンは逆に長期融資というもので基本的にキャッシングよりも高額な借り入れをし、それを分割で返していくものがカードローンとなります。現在ではキャッシングにもリボ払いは存在しますが、もともとは短い借り入れ(一括返済)をキャッシング。長いスパンでの借り入れ(分割返済)はカードローンという形だったのです。
金利などの部分で損をするってどういうこと??
冒頭で金利の部分で損をするとお話しましたが、これはキャッシングとカードローンの違いをしっかりと理解しておかないと起きてしまいます。金利に関してこの2つを相対的に見るとキャッシングは金利が高く、それに比べてカードローンの金利はやや低いと言えます。金融業者からすると利息で収益をあげていくわけですから一回しか利用がない利用者の金利は高くして、長期的に利息を払い続けてくれる利用者のほうは金利が低くするのは当たり前のことですよね。現在ではキャッシングでもリボ払いができるようになったと先ほど言いましたが、キャッシングで分割払いを利用していくということは、それだけカードローンに比べて高い金利が乗っかりながら分割払いをしていかなければならないということです。高額で長期的な借り入れを考えている場合にはカードローンの利用をオススメします。しかしカードローンを繰り返し長期的使っていくとそれはそれで金利が重なってちりも積もれば山となりますので気をつけてくださいね!
カードローンはキャッシングよりも審査が厳しい?
カードローンは基本的にキャッシングよりも審査が厳しいと言われています。なぜかというと基本的に金融会社は貸し倒れも視野に入れながらお金を貸しています。そのため審査が甘いキャッシング業者などは貸し倒れなども加味した上で金利を高く設定しているパターンがあるのです。カードローンはそれに比べて金利も低いので貸し倒れしてしまうようでは採算が取れないということもあり、キャッシングよりも審査が厳しい設定になっていると言われています。何社か借り入れしている状態で金利が低いからとカードローンを借りようと思っても審査に落とされてしまうなんてことはよくある話のようですので注意してくださいね!
自分の返済計画とバランスを考えて選ぶべき!
キャッシングとカードローンの違いは分かって頂けましたでしょうか?ご自身の借り入れの用途と返済計画と照らし合わせながら、キャッシングとカードローンのどちらがいいのかを考えていく必要があります。金利が安いからと言ってカードローンが良いかと言えばそんなこともないですし、キャッシングでは無利息サービスなどがあるところもあります。しっかりと見極めて無駄のない借り入れをしていきましょう!