収入証明書は自身の収入を表す大事な書類です。特に、融資を受ける際などには必要な書類となっています。しかし、収入証明書を用意できない方も中にはいらっしゃるでしょう。
そこで、住信SBIネット銀行MR.カードローンは収入証明書なしで借りることが出来るのか?をご紹介していこうと思います。
収入証明書なしでも利用可能
住信SBIネット銀行MR.カードローンならば、収入証明書がない場合でも利用限度額300万円までならば借入が可能となっています。
この結果を見ると「収入証明書がなくても300万円も借りることが出来る!」と感じるかもしれませんが、実は、住信SBIネット銀行MR.カードローンに至ってはそうとも言い切れないのです。
収入証明書がないとプレミアムコースにならない
住信SBIネット銀行MR.カードローンには二つのコースがあります。
1. プレミアムコース(限度額最高1,000万円)「年利率」年1.89%~7.99%
2. スタンダードコース(限度額最高300万円)「年利率」年8.49%~14.79%
上記2種類です。みてもらえば一目瞭然ですが圧倒的に年利率が違います。
そして、そのプレミアムコースに申し込むためには以下の書類が必要になります。
給与所得者の場合(以下の最新のもののいずれかのコピー)
1. 源泉徴収票
2. 市区町村が発行する所得証明書(住民税課税決定通知書等)
3. 確定申告書 (税務署への持参または郵送により提出した場合:税務署の受付印のあるもの / e-Tax(電子申告)を利用して提出した場合:申告書の写しおよび受信通)
4. 給与明細直近3ヵ月分(勤続年数が1年未満で1~3が取得できないとき)
個人事業主および法人代表者の場合(以下の最新のもののいずれかのコピー)
1. 市区町村が発行する所得証明書(住民税課税決定通知書等)
※ただし、納税証明書のときはその1、その2、その3全てとする
2. 確定申告書(付表付) (税務署への持参または郵送により提出した場合:税務署の受付印のあるもの / e-Tax(電子申告)を利用して提出した場合:申告書の写しおよび受信通)
当然必要書類の中には収入証明書も含まれています。
ですので、収入証明書がない場合は300万円を上限に融資が可能ですが、住信SBIネット銀行MR.カードローンで一番お得なプレミアムコースが選ばれることはないのです。
収入証明書の必要性
そもそも収入証明書はなぜ必要なのでしょうか?
それは、その人の返済能力を見るためです。自己申告だけでは分かりかねる部分が必ず出てきます。そこで収入証明書が必要となってくるのです。
また、消費者金融の場合は「年収の3分の1以上を貸し付けてはいけない」という規定が存在します。
これを裁量規定と呼ぶのですが、消費者金融の場合は申込者の年収を把握する意味でも収入証明書を提出してもらう必要があります。
しかし、銀行には裁量規定がないためその確認の必要性がなく結果的に、収入証明書を提出しなくてもいい確率は銀行の方が高いです。
ですので、収入証明書を用意することが難しいけど融資を受けたいという方は銀行に申し込むことを検討してみましょう。
住信SBIネット銀行MR.カードローンの限度額は高い?
住信SBIネット銀行MR.カードローンは他の業者と比べて限度額は高いのでしょうか?
比較してみたので下の図をご覧ください。
銀行名 | 限度額 |
住信SBIネット銀行MR.カードローン | 300万円 |
三菱東京UFJ銀行カードローン | 200万円 |
三井住友銀行カードローン | 300万円 |
ソニー銀行カードローン | 300万円 |
オリックス銀行カードローン | 300万円 |
みずほ銀行カードローン | 200万円 |
※全て収入証明書無しで申し込みをした金額です
どの銀行も限度額は200万円か300万円という結果になりました。
あまり変わらないように見えますが、200万円と300万円でしたら100万円差がありますので結構大きい金額です。
そう考えれば住信SBIネット銀行MR.カードローンの限度額は高いほうといえるかもしれません。
また、必ず上限額を融資してもらえるのかといえばそうではありません。
銀行があなたを審査した上で融資上限金額は決定されるので間違えないようにしましょう。
収入証明書無しでもOK!
結果的に、住信SBIネット銀行MR.カードローンは収入証明書がなくても申し込むことは可能です。
しかし、収入証明書があったほうが貸付上限金額や金利が大きく変わってくるので、収入証明書を用意して申し込みをした方がメリットが大きくなります。
しかし、収入証明書無しでも最大300万円まで融資を受けることは可能ですし消費者金融と比べれば金利は大幅に低いので問題はないでしょう。
申し込みが済めばあとは審査のみです。万全の準備をして審査に望みましょう。