おまとめローンは『金利が低くなる』『借入件数を少なくすることができる』などメリットの多いローン形態となっていますが、メリットが多い分審査が厳しくなるというデメリットもあります。
では、大手地方銀行である千葉銀行カードローンのおまとめローンはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
この記事では、千葉銀行カードローンのおまとめローンの情報などをご紹介していきます。
千葉銀行カードローンはおまとめ可能?
そもそも、千葉銀行カードローンは他社の借入をおまとめすることが可能なのでしょうか?
実は、金融機関によっては「おまとめ不可」となっている金融機関も存在します。
そのため、金融機関全てがおまとめとして利用できるとは限らないのです。
しかし、千葉銀行カードローンの場合、HP上にハッキリと「おまとめとしてご利用可能」とありますので、おまとめとして利用しても問題ありません。
「おまとめローン」という金融商品があるわけではない
千葉銀行カードローンで他社の借入をおまとめする場合、「おまとめローン」という金融商品に申し込むわけではないので、別段特別な金利が適用されるわけではありません。
適用されるのは、千葉銀行カードローンで普段使われている以下の金利となります。
10~70万 100~150万 200~250万 300万 350万~400万 450万~500万
年率14.8% 年率12.0% 年率9.0% 年率6.0% 年率5.5% 年率4.3%
つまり、今現在利用している金融業者の金利よりも、上記金利のほうが低くないとおまとめする効果は薄いと思われます。
しかし、消費者金融と比べると遥かに低い金利となっていますので、消費者金融で借入を行っている場合は、千葉銀行カードローンでおまとめを行なえば高い効果を得られると考えられるでしょう。
おまとめローンのメリット
おまとめローンのメリットは、
などのメリットがあります。
どちらもかなり大きなメリットとなっており、返済管理を容易に行うことができれば計画的な返済を行うこともでき、最短で返済を終えることができれば発生する利息も最小限に抑えることが可能です。
それに加えおまとめローンで金利が安くなり、元々の支払利息も減るので、二つのメリットで支払う利息はどんどん減っていきます。
また、千葉銀行カードローンは銀行系カードローンの中でも中間的な金利設定となっているので、おまとめローンで金利額が安くなる可能性は十分にあるでしょう。
しかも、変動金利を採用しているので、借り入れる金額が多ければ多いほど適用される金利額も低くなります。
おまとめローンのデメリット
おまとめローンは、返済の利息が減ってこそ大きなメリットとなるのですが、中には気づかないうちに「多額の利息を支払っていた」といったケースが発生してしまうことがあります。
では、なぜそのようなことがおきてしまうのか?その原因は、おまとめを行なうと月々の返済額が今までよりも減ってしまう可能性が非常に高いためです。
毎月の返済額が減るというのはメリットのように聞こえますが、返済期間が延びすぎると結果的に支払う利息は増加してしまうのです。
おまとめを行い、せっかく金利が下がっても、その後だらだらと返済を行い利息を払い続けた場合、下手したら「おまとめ以前よりも多い利息を支払っていた」なんて事になりかねません。
そのため、おまとめローンを利用するならば、毎月の支払額が減ったからといってそれに甘えていたらいつまでも返済が終わらないこと、そして利息は返済が長引けば長引くほど増えていくということを頭に入れておきましょう。
千葉銀行カードローンのおまとめローンはメリット十分
今回、千葉銀行カードローンのおまとめローンについてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
千葉銀行カードローンでおまとめすれば、消費者金融での借入は勿論のこと、銀行系のカードローンの借入でも金利が低くなることは十分考えられますので、まずは一度自分が利用している金融機関の金利と、千葉銀行カードローンの金利を比べてみることをおすすめします。
また、金利額がさほど変わらなくとも、借入件数を少なくすることによって今後返済が楽になりますので、それだけでもおまとめを行なうメリットは充分あると思われます。
しかし、千葉銀行カードローンだけに限らず、おまとめローンには支払いが楽になるからこそそれに甘えてしまい、結果的に多額の利息を支払ってしまうというデメリットも起こりえます。
そのようなことにならないように、おまとめ後、しっかりとした返済計画を立てて、それを確実に実行していくようにしましょう。