住信SBIネット銀行のミスターカードローンは数ある消費者金融・銀行系カードローンの中でも群を抜いて低金利設定されている非常にお得な金融商品です。
しかし、条件次第ではさらに金利を引き下げる事はできるようです。
金利引き下げとなる3つの条件
調べてみるとミスターカードローンの金利をさらに引き下げるには、3つの条件が存在しました。
1.SBI 証券口座保有登録済である方…基準金利より年-0.5%
2.住信SBIネット銀行の住宅ローンに残高がある方…基準金利より年-0.5%
3.住信SBIネット銀行のSBIカードを保有し、かつ同行の口座を引落口座に設定している方…基準金利より年-0.1%
これらの条件をいずれか満たしている場合、金利の引き下げが可能となります。
はやり、住宅ローンを利用していることも金利引き下げのポイントとなっているようですね。
因みに1,2の場合は条件が重なっても年率-0.5%は変わりありませんが、1,3または2,3の条件が重なった場合には年率-0.6%の引き下げが可能となります。
プレミアムコースの場合通常の基準金利が現在2.49~7.99%ですからこちらから最大0.6%の引き下げたとすると年率1.89~7.39%という計算になります。
最大金利7.39%と言う利率はカードローンの中ではダントツトップの低金利となります。
もともと金利が低いと言われている銀行系カードローンの場合でも金利年率14%程度が標準利率ですので、こちらと比較した場合年率で7.5%以上も差が生じる事になります。
これがいかに低金利であるか、詳しくない方でもすぐにご理解いただけると思います。
住宅ローンについての注意
住信SBIネット銀行は三井住友信託銀行の銀行代理業者として機能しています。
そして三井住友信託銀行が販売を行っている「ネット専用住宅ローン」の契約行為も代理で行っている形となります。
また住信SBIネット銀行ではネット専用住宅ローンと「フラット35」の2種類の住宅ローンを扱っています。
ネット専用住宅ローンは三井住友信託銀行の商品ですがこちらを利用している方はミスターカードローンの金利引き下げ対象となるのでご安心ください。
ここで注意しなければいけない事は、「フラット35」を利用している方は金利引き下げの対象とならないことです。
金利対象となるのはあくまで「ネット専用住宅ローン」のみ。
フラット35は住信SBIネット銀行が自ら販売を行っている商品です。
従ってこちらを利用すれば金利引き下げとなるだろう…と勘違いを起こしやすいのでご注意ください。
どのタイミングで金利引き下げとなるか
金利が引き下げられるタイミングは住宅ローンに申し込みしたタイミングで少々異なるようです。
・ミスターカードローンに申し込みを行う時点で既に住宅ローン(ネット専用住宅ローン)を利用し、住宅ローンに残高がある場合
カードローン口座開設事からすぐ金利が引き下げた状態で利用することができます。
・ミスターカードローンに申込した日~カードローン口座開設時までに住宅ローンに申込み残高が発生した場合…カードローン口座開設日を含む月から見て翌々月1日から金利引き下げとなります。
・ミスターカードローンの口座開設後に住宅ローンに申し込み利用した場合
…住宅ローンに残高が発生した日を含む月の翌々月1日から金利引下げが適用されます。
このようにあらかじめ住宅ローンを利用していないと、金利引き下げまでに1ヵ月以上時間がかかってしまいます。
低金利にこだわるようでしたら、ミスターカードローンに申し込みを行う前に住宅ローンに申し込み、残高を作っておくことです。
三井住友信託銀行の「ネット専用住宅ローン」は多種ある住宅ローンの中でもトップクラスの低金利設定となっています。
新規はもちろん、住宅ローンの借り換え先としても非常にフィットした金融商品となりますので、気になる方はコールセンターに電話をかけ詳しい内容をチェックしてみると良いでしょう。
まとめ
このように、もともと低金利設定されている住信SBIネット銀行のミスターカードローンですが
1.SBI 証券口座保有登録済である…-0.5%
2.住信SBIネット銀行の住宅ローンに残高がある…-0.5%
3.住信SBIネット銀行のSBIカードを保有し、かつ同行の口座を引落口座に設定している方…-0.1%
という条件がいずれか当てはまれば、基準金利から-0.1%から-0.6%金利を引き下げることが出来ることが分かりました。
・SBI証券口座保有+住宅ローン
の組み合わせですとマイナス0.5%引き下げは変わりませんが、
・SBI証券口座保有+SBI カード
・住宅ローン+SBIカード
の組み合わせとなるとー0.6%の引き下げとなり非常にお得となります。
住宅ローンに関しては住信SBIネット銀行が代理で販売している三井住友信託銀行の商品「ネット専用住宅ローン」が金利引き下げの対象となり、住信SBIネット銀行自身が販売する「フラット35」は対象外となります。
この点のみ、注意が必要です。