Mr.カードローンはスタンダードコースで金利年率8.99~14.79%、プレミアムコースで2.49~7.99%と業界でもかなり低い金利設定となっています。
これは利用者にとってみれば非常にありがたいことですが、住信SBIネット銀行側にしてみれば回収できなかったときのリスクが非常に高くなります。
したがって厳正な審査を行い、利用者の信用を確認する必要があるのです。
Mr.カードローンの対象者をしっかり確認する
審査を受ける前に、まず確認しておかなければいけないことがあります。
それは金融商品を利用する上での対象者についてです。
まず対象者に値するかどうかの基準をクリアしていなければ申し込みしても審査落ちしてしまいます。
Mr.カードローンの対象者としては
・20歳以上65歳未満の方
・安定した収入のある方
となります。
また外国籍の方は永住権があること、そして住信SBIネット銀行の口座を所有している事が条件付けられます。
口座についてはカードローンと同時申し込みが可能ですが着目すべきは安定した収入があるかどうかということです。
パートやアルバイトの方は審査落ちする可能性がある
住信SBIネット銀行のMr.カードローンは対象者の条件として「安定した継続的収入があること」と公式サイトでも謳っています。
ここで注意すべきポイントは、パートやアルバイトといった非正規雇用者の方について。
パートやアルバイトの方は時給や日給制で働いています。
正規雇用で働いている方は収入に安定性がありますが、時給・日給で働いている方は出勤日数や勤務時間で収入にばらつきが生じてしまいます。
そのため審査においては非常に不利な状況となります。
低年収、しかもフリーターで生計を立てている、という方は注意が必要です。
専業主婦の方は不可
Mr.カードローンは働いていない専業主婦の方も受付してはくれません。
専業主婦でも借り入れを行うことができる銀行系カードローンは現在多数存在しますが、Mr.カードローンにおいては専業主婦の方は断られてしまいます。
これを知らずに申し込みを行ってしまうと、審査落ちしてしまうので充分注意が必要です。
主婦でも借り入を可能としている銀行系カードローンは
・みずほ銀行
・三菱東京UFJ銀行
・イオン銀行
・楽天銀行
などがあります。
それぞれの銀行によって借入限度額は異なりますが、いずれも30~50万円程度の少額融資に限られます。
過去にSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)の審査に落ちたことがある方
Mr.カードローンの審査はSMBCコンシューマーファイナンスが行っています。
過去にその為SMBCコンシューマーファイナンスが保証会社のカードローンの審査を受け落ちたことがある経験をお持ちの方は注意が必要です。
また、SMBCコンシューマーファイナンスのブランド「プロミス」で審査を落ちした経験がある方は特に注意が必要です。
保証会社は貸金業者や銀行の金融商品によって審査基準をそれぞれ定めています。
従って○○銀行のカードローンで審査落ちしてもノンバンク系のカードローン審査は通った…と言う事はよくある話です。
しかし、消費者金融は高金利設定のリスク対策がしっかりととられた金融商品ですので銀行系カードローンの審査基準に比べると若干審査内容がゆるいと言われています。
プロミスは消費者金融系のカードローン、しかも審査を行うのはもちろんSMBCコンシューマーファイナンスです。
この審査に落ちた経験のある方は銀行系カードローンであるMr.カードローンの審査を受けても可決する可能性は極めて薄いので、申し込みは控えた方が良いでしょう。
審査に落ちてしまうと、その情報も信用情報機関に記録され半永久的に保存されます。
審査落ちの経験があるだけで、住宅ローンやその他の借り入れ審査にも悪影響を及ぼすことがありますので、審査落ちする危険度の高い金融商品には手を出さないよう心がけましょう。
多重債務や過去に金融事故を起こしている
Mr.カードローンに申し込みを行う時点で複数他社から借り入れがある場合、借入先の数が多い場合は多重債務者として扱われ、申し込みブラックとなっている可能性があります。
この場合も銀行側は回収のリスクを恐れ申請者の申し込みを弾く場合があります。
たとえ借入金額が少額でも借入先の数が多いと審査において非常に降りとなり審査落ちの原因となります。
また過去に自己破産や借金の滞納・延滞等、金融事故を起こしている方も審査で落とされる可能性が高くなります。
ご自身のマネーヒストリーに自信がない方もMr.カードローンの申し込みは避けたほうが良いかもしれません。
まとめ
このようにMr.カードローンに申し込みして審査落ちする要因は多数存在します。
審査落ちする原因としてはMr.カードローンの対象条件や個人の信用問題がメインとなります。
申し込みの際には借入の条件などをよく読み、さらに心配な方は直接住信SBIネット銀行コールセンターなどに電話をかけ、相談することをおすすめします。